大橋氏:
当社の新卒採用は、秋の学内セミナーから始まり、合同説明会、就職サイト掲載、自社説明会、選考、と内定者を決定するまで、一年近く採用担当者がつきっきりで進めていましたが、結果内定者が数名ということもありました。かなりの工数が必要にも関わらず、結果もあまり伴わなかった為、もっと効率的に行えないかという思いがありました。2019年は、創立50周年を迎え社名も変更される大きな節目の年で、新卒採用についても抜本的に見直すこととなり、グローバル人財の通年採用に踏み切ることになりました。ディスコさんとは以前よりお付き合いさせて頂いており、また、住友商事グループとして採用のお手伝いも行なって頂いていることから、十分な信頼関係ができていました。加えて、“日本人留学生採用ならCFN”というイメージがあり、今年度の新卒採用活動はディスコさんのCFNを中心に通年採用とすることとしました。もちろん他の採用施策を利用せずに採用活動を行うリスクは感じましたが、今年はトライ&エラーの年と位置づけ、まずは『東京サマーキャリアフォーラム』に参画することにしました。
当社がグローバル人財として求めるのは、語学力はもちろん、バイタリティがあり、創造的思考力に優れ、ストレス耐性も備えた人財です。そうした新卒学生を今年はCFNから5名程度採用する想定でしたが、ディスコさんからは「正直、難しい数字です」との回答でした。そのように率直に言っていただけたのは、ディスコさんとの信頼関係が築けているからだと思います。
採用目標5名の内定者獲得のために、これまでの通過率などから一次面接に40名は必要と考えていました。そこでインタビュールームを2部屋確保、2日間で40名の面接を行う準備をしました。そこから逆算して事前の母集団形成としては、3月下旬にCFNサイト上で募集要項を公開し、以後、3クールに分け、6月下旬の東京サマーキャリアフォーラム当日に向けてエントリーを募る計画でした。ただ、第1クールはエントリーそのものが少なく、ほとんど枠が埋まらずの状態でかなり焦りました。ところが連休明けから5月末までの第2クールでは一気にエントリーが急増。適性・筆記試験で絞り込んだにも関わらず、2日間の面接枠があっという間に埋まってしまい驚きました。第3クールともなると面接の枠が足りなくなって困ってしまったほどでした。振り返ってみれば、日本人留学生の多くは第2クールの頃に日本に帰国するので、このときにエントリーが急増するのは自然なことでしたね。
田嶋氏:
私たちは初めての取り組みで先が見えないために様々な不安がありましたが、ディスコさんからは常にフォローをいただきましたし、今回一度経験したことで、次からは目先のエントリー数に一喜一憂せずに準備できると思います。
大橋氏:
最終的には、事前エントリーが約400名、当日Walk-inで訪問いただいた学生も100名近くと集客にも満足しております。また当初設定したとおり、一次面接40名、二次面接20名を経て、最終面接には9名の学生に臨んでもらうこととなりました。その内8名に合格を出せたことでもわかるように、選考に残った学生はいずれもハイスペックで、従来以上に魅力的な人財ばかりでした。こうした質の高さこそ、CFNを通じた採用活動の一番の成果だと受け止めています。
当社の経営陣からも素晴らしい人財ばかりだと高評価でした。また、採用活動に費やしたのが実質的に6月・7月の2カ月間のみで人的な負荷が大きく軽減できました。
田嶋氏:
キャリアフォーラムへの参画が初めてということもあって、不安は大きかったのですが、質問をするとディスコさんはすぐにサポートをしてくださったので、心強かったですね。『東京サマーキャリアフォーラム』当日もこまめにお顔を出してくださり、きめ細かな心遣いをいただきました。
大橋氏:
『東京サマーキャリアフォーラム』でのトライが成功したので、『東京ウィンターキャリアフォーラム』にも出展を決定しました。今後、本格的に通年採用に舵を切っていくなかで、ディスコさんからは採用市場全体の動向を分析した、視野の広い提案を引き続き期待したいと思います。
経営・人財統括部
人財統括チームリーダー 大橋 直毅様
人財統括チーム 田嶋 佐代子様
*掲載内容は取材当時のものです。
*「株式会社ディスコ」は2024年4月1日に「株式会社キャリタス」に社名変更いたしました。
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