吉村 昌平
学生との連絡・コミュニケーションの円滑化や採用業務の効率化ができると注目されている『LINE採用ツール』。現在、さまざまなサービスがある中でどんなサービスがあるのか。どういう観点で比較検討すればよいのか。とお悩みの方も多いのではないでしょうか。そこで今回の記事では、そもそも「LINE公式アカウント」とどう違うのか?からさまざまな『LINE採用ツール』を比較検討する上で重要な5つのポイントまで幅広く解説いたします。
目次
『LINE採用ツール』とは、「LINE公式アカウント*」の機能に採用活動に有効活用できる機能が追加された採用支援ツールです。
「LINE公式アカウント」とは、国内最大級のコミュニケーションアプリ「LINE」上に企業や店舗がアカウントをつくり、ユーザーへダイレクトに情報を届けられるサービスです。(ちなみに、前は「LINE@」という名称でした。)「LINE公式アカウント」は主に消費者向けに機能が実装されています。そのため、採用活動で活用しようとする際にどうしても実現できないことがあります。
例えばこんなことです。
これらを実現するために、「LINE公式アカウント」を基盤として採用活動に必要な機能を実装したツール。それが『LINE採用ツール』となります。
採用に特化したことだけあって、さまざまな採用シーンにおいて活用できるため、弊社でご提供しているLINE採用ツールも既に導入実績が900社を超えるなど今非常に注目されているサービスです。
*「LINE公式アカウント」について詳しくはこちら
では、なぜ、今『LINE採用ツール』が注目されているのでしょうか。それは、学生と企業のコミュニケーションの間にはさまざまな課題があり、それらの課題を解決できるサービスだからです。具体的にはどのような課題を解決できるのかを確認していきましょう。
【1】学生が電話・メールに反応してくれない
こちらについては「あるある」ですよね。インターンシップや選考の案内などさまざまな連絡をする際にメールや電話をしてもなかなか反応してくれない…というお声は非常に多いです。
【2】オンライン中心で関係づくりが難しい
社員面談や食事会などこれまで対面でできていたコミュニケーションやフォローが難しくなっている中で、これまで以上に学生と親密な関係性を築くことが難しくなっているかと思います。
【3】採用工数が増えマンパワー不足
採用活動のオンライン化に伴って、運用ツールや管理ツールが増えたという声も多く頂きます。また、採用活動そのものが通年化してきている中で、複数年度の採用活動と併行して業務をこなす必要があったり、採用以外の業務と兼務されている場合などはますますその両立が難しくなっているのではないでしょうか。
こうした課題がある中で、デジタルネイティブと呼ばれる学生世代とのコミュニケーションの在り方やオンライン採用時代に合わせた関係構築方法の見直し、そして、限られたリソースの中でいかに採用効率を引き上げていくか、という業務効率化の観点から『LINE採用ツール』の有効性が注目されているのです。
学生とコミュニケーションを図る上で最も適しているツール
LINEは「日常生活」でも「就活」でも最も利用されているコミュニケーションツールとなっており、学生とコミュニケーションを図る上で最適なツールとなっています。
さまざまな採用シーンで活用できる機能を実装
機能としては、応募者への個別メッセージやイベントの告知・予約、属性に応じた情報の出し分け、選考管理・内定者フォローなど様々な採用シーンで活用することができます。
LINE採用ツールを導入することで学生との連絡・コミュニケーションの円滑化、応募者の一元管理、内定者フォローまで一気通貫で活用でき、採用活動全体の質の向上や業務の効率化を実現することができます。
そんな便利な『LINE採用ツール』ですが、導入を検討する際のポイントを5つご紹介します。
今後、『LINE採用ツール』をご検討される方はぜひチェックいただけますと幸いです。
【1】導入支援・サポートの充実度
LINE採用ツールは、使いやすく汎用性が高いからこそ、コンテンツ設計や作り込みのレベルで成否が分かれます。そのため、導入支援やサポートは最も重要なポイントです。自社の課題に合わせた活用方法の提案やアドバイス、その実現に向けて充分にサポートをしてくれるかどうかを確認しましょう。
【2】ツールの操作のしやすさ
当然のことではありますが、導入後にツールを使いこなせなくては本末転倒です。あらかじめLINEを導入して実現したい事や活用の方向性を摺り合わせて実際の管理画面などを確認しながら操作や運用のイメージを持ちましょう。また、設定方法などで分からないことがあった場合のお問い合わせ方法やサポート体制を確認しておくと安心です。
【3】セキュリティ対策
活用の仕方次第ではありますが、基本的には個人情報を取り扱うツールとなりますので、セキュリティに関して十分に対策が取られているか慎重に確認することも大切です。また、システム上のセキュリティだけではなく、コンテンツの設計や作り込みの際に個人情報の取り扱いなどについて、十分に留意されているかどうか提案内容や導入実績から判断する事をおすすめします。
【4】導入実績・成功事例の豊富さ
やはり、どれくらい多くの導入実績・成功事例があるかは気になるところですよね。特に、貴社が解決したい課題と類似する課題を持った企業の導入実績や成功事例を確認すると導入成果のイメージと安心感を持つことができるでしょう。
【5】コストパフォーマンス
システム利用料だけではなく、自社が実現したいことに対して追加でコストが発生しないかを確認しましょう。また、コンテンツのクオリティ担保や実際の作成などに要するマンパワーなど「見えないコスト」も計算して総合的にコストパフォーマンスを判断すると良いでしょう。「システム料の安さ」で選ぶことはあまりおすすめしません。
いかがでしたでしょうか。
今回は『LINE採用ツール』について解説させていただきましたが
もし、疑問やお悩みがある場合は、ぜひお気軽にお問い合わせからご連絡ください。
また、弊社のLINE採用ツール「キャリタスContact」では充実した機能はもちろん、これまで800社以上をご支援してきた導入実績とサポートを併せてご提供しております。
ぜひ、こちらも知っていただけると嬉しいです。
それでは最後までお読み頂きありがとうございました。